宇宙用語集
軌道・打ち上げ・追跡・宇宙天気・観測の用語を、明快かつ正確に定義。それぞれライブの3D表示に直接リンクしています。
軌道と軌道力学
- LEO(低軌道)低軌道(LEO)は地表から約160〜2,000 kmの領域で、衛星はおよそ90分で地球を一周します。
- MEO(中軌道)中軌道(MEO)は約2,000 kmから静止軌道の35,786 kmまでの帯で、何よりも航法衛星の本拠地として知られます。
- GEO(静止軌道)静止軌道(GEO)は赤道上空35,786 kmの円軌道で、衛星の周期が地球の自転にちょうど一致し、一点に静止して見えます。
- HEO(高楕円軌道)高楕円軌道(HEO)は近地点が低く遠地点が非常に高い、細長い卵形の軌道で、衛星を一つの半球の上に数時間とどまらせます。
- 太陽同期軌道(SSO)太陽同期軌道(SSO)は、衛星が各地点を毎回同じ地方太陽時に通過するよう調整された、ほぼ極軌道の低軌道です。
- 静止衛星静止衛星は地球の自転に合わせて赤道上空35,786 kmを周回するため、地上からは空に静止して見えます。
- 遠地点遠地点は、地球を回る軌道上で衛星が惑星から最も遠くなる点です。
- 近地点近地点は、地球を回る軌道上で衛星が惑星に最も近くなる点です。
- 軌道傾斜角軌道傾斜角は、衛星の軌道面と地球の赤道との間の角度で、度で測ります。
- RAAN と昇交点昇交点は衛星が北へ向かって赤道を横切る点で、RAAN(昇交点赤経)はその交差点を空間内に固定する角度です。
- ラグランジュ点ラグランジュ点は、太陽と地球のような二体系で重力と軌道運動が釣り合う5つの位置の一つで、宇宙機がわずかな燃料で位置を保てます。
- 軌道周期軌道周期は衛星が一周するのにかかる時間で、ほぼ完全にその高度によって決まります。
- 地上軌跡地上軌跡は、周回する衛星の真下で地球表面に描かれる経路です。
- 衛星コンステレーション衛星コンステレーションは、単一の衛星では実現できない連続的または全球的な覆域を得るため、一つのシステムとして協調して働く衛星群です。
打ち上げと再突入
追跡とデータ
- GNSS(全球測位衛星システム)GNSSは、測位・航法・時刻を提供する衛星コンステレーションの総称で、GPS、Galileo、GLONASS、BeiDouを含みます。
- 地上分解能(GSD)地上分解能(GSD)は、衛星画像や航空画像の1ピクセルが地上で覆う実距離で、空間分解能の中心的な尺度です。
- TLE(2行軌道要素)TLE(two-line element set)は、ある瞬間の衛星の軌道を69文字2行にまとめる、コンパクトで標準化されたテキスト形式です。
- SGP4SGP4は、衛星のTLEを任意の時刻の予測位置と速度に変換する標準的な数理モデルです。
- ケスラーシンドロームケスラーシンドロームは、軌道上の物体どうしの衝突がさらなる衝突を誘発するデブリを生み、連鎖して低軌道の一部が使用に危険になる筋書きです。
- 会合(接近)衛星追跡における会合は、軌道上の二つの物体の近接接近で、回避機動が必要になる場合に備えて運用者が監視する予測されたニアミスです。



